大桟房、これは以前の米倉古道の上で最大の1軒の客桟で、雷氏の一族は清代の康熙年間に建てられ、初めから客桟になり、その後何度も改築し、継続して建設した。「大桟房」の庭には、煉瓦造り、梁架を穿き、川北の民家の特色もあれば、徽派建築の風格もある四合院の建物があり、とても秀麗で、目の前がぱっとして、真夏でも涼しい感じがします。「歴蜀道秦関行商人坐賈朝夕都是恩陽河、履南車北馬文治武功栄辱不辞大桟房」この対聯は当時の恩陽古鎮の繁華と大桟房商賈が雲集し、行政命令を受けたにぎやかな光景を再現している。

大桟房は三進式四合院で、広さは2400メートル余り。これは恩陽古鎮の昔の唯一の茶を飲み、芝居を見て、飲食をして、宿泊して一体の客の宿であった。かつての大桟房は一晩に200人から300人余りが居住することができ、当時の桟房には多くの舗装があり、一部屋10人余りが居住できるようになっていた。大桟房の中には通し屋のほかに、大金持ちの商人が住めるようになっている「ヘブンルーム」もあるが、うちの大桟房の三番目に入っているのは個室である。

1933年、雷家人が戦乱を避けて家を逃れ、紅軍が恩陽に進駐すると、これを「川陝省ソビエト恩陽県政治保衛局」とした。